研究課題/領域番号 |
18K10842
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分59020:スポーツ科学関連
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研究機関 | 広島経済大学 |
研究代表者 |
渡辺 泰弘 広島経済大学, 経営学部, 准教授 (30611610)
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研究分担者 |
松本 耕二 広島経済大学, 経営学部, 教授 (60264983)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
2020年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2019年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2018年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
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キーワード | 財政的負担感 / 保護者の期待 / 保護者の態度 / 子どものスポーツ関与 / 保護者 / 期待 / 態度 / 財政的負担 / 保護者の教育観 / スポーツ参加への期待 / スポーツ参加への関与 / スポーツ・ペアレンティング / 子ども / スポーツ観戦 / 認知的描写法 / スポーツ習慣 / 保護者の関与 / する・みる・ささえる |
研究成果の概要 |
本研究の目的は、保護者の財政的および心理的支援から子どものスポーツ参加モデルを提示することである。保護者は、子どもの教育方針に対して投資することをいとわず、ポジティブな経験をしていると考えている。子どものスポーツ活動は、教育系の習い事と同レベルの選択肢になっており、子どものスポーツ活動へ多額の資金を投入する傾向が垣間みえる。さらに、スポーツに対して肯定的な価値観を持つ保護者は、子どものスポーツへの参加に対して高い期待を抱いている可能性がある。保護者のスポーツに対する態度は子どものスポーツへの関心を促進するステップであり、保護者による子どもへの干渉は必ずしもマイナス要因ではないことが示唆された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
スポーツ環境における保護者の関与やサポート要因を特定または予測するには十分でないとの指摘から、既存の理論をベースとしたフレームワークを構築し、実際にデータをあてはめて検証をした。結果、保護者の財政的負担感および心理的サポート要因、行動意図(子どものスポーツ参加)などの変数間の関連を明らかにすることができた。研究成果によって、現場レベルでは、子どものスポーツ習慣形成のために戦略を立てることが可能となる。政策レベルでは、政策立案時における子どものスポーツ活動への補助(例えば用具の無料貸与または提供、スポーツクラブ入会サポート、プロスポーツ観戦の優遇制度など)といった具体的施策の立案も可能となる。
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