研究課題/領域番号 |
18K10844
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分59020:スポーツ科学関連
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研究機関 | 共立女子短期大学 |
研究代表者 |
中島 早苗 共立女子短期大学, その他部局等, 教授 (60535459)
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研究分担者 |
古泉 佳代 日本女子体育大学, 体育学部, 准教授 (20637342)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2020年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2019年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2018年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 終末糖化産物 / AGEs / 運動 / 糖化 / 抗糖化 |
研究成果の概要 |
皮膚AGEsを体調管理に用いる新たな指標として、その有用性を検証する為、若年層の女性を対象として皮膚AGEs値と運動や食事を含む生活習慣との関連について調べた。その結果、若年層女性では、活動量に見合った食事摂取の方法や身体的ストレスや疲労への対処が課題になることが示唆された。習慣的な運動との関連を調べるために中・長期的な調査および実験を実施する予定でいたが、新型コロナウイルス感染症拡大により研究計画を中断し、大幅に計画を変更せざるを得なくなった為、目標としていた段階まで研究を遂行することができなかった。しかし、コロナ禍でも今後の研究の参考となる有効な成果を得ることができた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
皮膚AGEs値は短期的な指標ではなく、2~3ヶ月前の状態を表す指標であり、運動や食事等の介入直後の変動を確認するような指標としては向いていない。しかしながら、蓄積するまでに時間を有する特性をいかし、習慣的な食事や運動による身体への影響を把握するための長期的なコンディショニングの指標としては簡便で日常的に有用できる可能性がある。生活習慣病予防および健康の維持・増進のための食事や運動の指導や、アスリートを対象とした食事の調整や蓄積する疲労状態のチェック等、体調管理に用いる新たな指標として幅広く活用することができる。
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