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フレイルや転倒予防のための簡易な歩行分析システムの開発とポールウォーキングの効果

研究課題

研究課題/領域番号 18K10845
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分59020:スポーツ科学関連
研究機関独立行政法人国立病院機構(京都医療センター臨床研究センター)

研究代表者

松井 浩  独立行政法人国立病院機構(京都医療センター臨床研究センター), 臨床研究企画運営部, 研究員 (60792950)

研究分担者 坂根 直樹  独立行政法人国立病院機構(京都医療センター臨床研究センター), 臨床研究企画運営部, 研究室長 (40335443)
二連木 晋輔  独立行政法人国立病院機構(京都医療センター臨床研究センター), 臨床研究企画運営部, 研究員 (70741156)
山内 賢  慶應義塾大学, 体育研究所(日吉), 教授 (70230307)
研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2022-03-31
研究課題ステータス 完了 (2021年度)
配分額 *注記
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2020年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
2019年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2018年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
キーワードポールウォーキング / フレイル / 歩行分析 / 糖尿病 / CGM(持続的な血糖測定器) / 改訂J-CHS / ポールを用いた歩行 / 歩幅 / 歩容 / COVID-19 / 血統変動を持続的に測定 / 運動による低血糖 / SMBGとCGMのタイムラグ / 歩行速度と歩幅の分析 / 血糖の変動 / フレイル予防 / 良質なたんぱく質摂取 / 簡易な歩行評価法 / 動作解析評価ツール
研究成果の概要

研究1では高齢2型糖尿病11名に対し、ポールウォーキングと普通歩行の効果を調べるクロスオーバー試験を実施。いずれもグルコース値の低下がみられた。動画による簡易な動作分析システムから得られたストライドと握力との間に正の相関、ピッチと骨格筋・握力との間に負の相関がみられた。ポールウォーキングは高齢糖尿病患者の運動療法として役立つ可能性が示唆された。フレイルの改善効果を調べる研究2では、ポール群では歩幅に改善傾向がみられたが、歩行継続群では有意な改善はみられなかった。プレフレイル該当者に対して、たんぱく質摂取を取り入れたポールウォーキングは普通歩行継続よりも歩行の改善に役立つ可能性が示唆された。

研究成果の学術的意義や社会的意義

少子高齢社会の我が国において、糖尿病やフレイルになる高齢者の増加は、死亡率の上昇や身体の能力の低下につながり、医療・介護にかかる費用も増大に繋がる。簡易に歩行能力の解析が可能なツールの開発と、歩行の能力が低下した高齢者も気軽に取り組めて、かつ安全性が高い運動法の確立が求められている。

報告書

(5件)
  • 2021 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2020 実施状況報告書
  • 2019 実施状況報告書
  • 2018 実施状況報告書

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公開日: 2018-04-23   更新日: 2023-01-30  

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