研究課題/領域番号 |
18K10860
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分59020:スポーツ科学関連
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研究機関 | 順天堂大学 |
研究代表者 |
桜庭 景植 順天堂大学, 大学院スポーツ健康科学研究科, 名誉教授 (50175460)
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研究分担者 |
藤田 真平 桜美林大学, 健康福祉学群, 助教 (30814529)
若松 健太 桜美林大学, 健康福祉学群, 准教授 (00551045)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2020年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
2019年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2018年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | 疲労骨折 / 下肢筋力 / 骨代謝マーカー / 筋収縮様式 / 伸張性収縮 / 短縮性収縮 / 予防 / 長距離走 / 長距離選手 |
研究成果の概要 |
疲労骨折は、一度発症すると完治までに2-3ヶ月を要するため、スポーツ選手にとっては予防が重要な障害の一つである。これまでに疲労骨折の予防方法は明らかにされていなかった。そこで、本研究では、下肢の筋力に着目して疲労骨折の予防方法を明らかにすることとした。 その結果、骨代謝マーカーは下肢筋力が高い方が低くなる可能性が示された。また、単に筋力が高いだけではなく、伸張性筋力が高いことが重要であることが示された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
研究成果は、これまでに疲労骨折の予防方法がなかったアスリートに対して、下肢筋力の重要性を示した最初の研究となる。また、単純に下肢の筋力を強くするだけではなく、筋の収縮様式にも着目し、伸張性筋力を高めることの重要性も示した。これは、筋を肥大させないでも疲労骨折を予防できる可能性を示した。これらの得られた結果は、疲労骨折発症の予防方法確立へ貢献し、疲労骨折のないスポーツ活動をするために役立つと期待できる。
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