研究課題/領域番号 |
18K10869
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分59020:スポーツ科学関連
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研究機関 | 愛知大学 |
研究代表者 |
湯川 治敏 愛知大学, 地域政策学部, 教授 (40278221)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2020年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2019年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2018年度: 2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
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キーワード | スポーツサーフェス / 2次元着地衝撃 / 2次元非線形粘弾性モデル / 緩衝性評価 / シミュレーション / 2次元衝撃試験装置 / 動的特性評価 |
研究成果の概要 |
本研究は,2次元非線形粘弾性モデルを用いたスポーツサーフェスの動的特性評価法の開発を行った.従来の評価法では人間の動作特性である斜め方向の衝撃やサーフェスとの接触期間全般にわたるような比較的長い作用時間を持つ衝撃力に対する特性を評価していない.そこで,作用時間の長い衝撃発生装置を組み合わせることにより鉛直方向だけでなく水平方向も含めた人間の動作特性を踏まえた衝撃試験を実施し,モデル化およびパラメータ同定を行い,コンピュータ・シミュレーションによって様々な衝撃様式に対する動的特性の検討を行った.その結果,短い衝撃時間のみではパラメータ同定およびシミュレーションが行えることを確認できた.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
少子高齢化社会に於いて老若男女問わず健康志向が高まっており,様々な場所においてジョギングが行われている.本研究の成果はトップアスリートが競う陸上競技場のスポーツサーフェスのみでなく,様々な用途に用いられるスポーツサーフェスの動的特性,特に緩衝性においてその安全性および競技性(パフォーマンスの発揮しやすさ)を客観的に評価するために非常に有用な手法であり,今後,実験室内のみでなく実際の施工された施設における動的特性の経年変化なども検討可能であり,幅広い応用が期待さる.
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