研究課題/領域番号 |
18K10884
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分59020:スポーツ科学関連
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研究機関 | 公立小松大学 |
研究代表者 |
酒井 忍 公立小松大学, 生産システム科学部, 教授 (80196039)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2020年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2019年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2018年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | スポーツ科学 / 野球 / 卓球 / 投球機 / 球種 / スポーツ用具 |
研究成果の概要 |
本研究では,幅広い球速かつ多様な変化球(球種)のボールを高い投球精度で投球できる野球用および卓球用高性能スポーツマシンを設計・製作した.開発する両マシンともに,ボールの球速,スピン数,スピン軸を独立に制御できる4ローラ式発射機構を採用した. 発射実験の結果,野球では「ツーシーム」や「ジャイロボール」を,卓球では「チキータ」などの高度な球種を任意の球速でかつ高精度で発射できることを確認した.また,これらの高度な球種の空力特性や飛翔軌道を球速とスピンの関係から明らかにした.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究の学術的意義は,実投手の示指を模倣した柔剛合わせ持つ剛性可変把持装置と縫い目姿勢を揃えるトレッドパターンの発射ローラを新たに開発し,ジャイロボール等の高度な球種における縫い目姿勢とスピン数によって飛翔軌道やバウンド挙動などがどのように変化するのかを明らかにした点である. 本研究の社会的意義は,開発した高性能マシンを活用することにより,自チーム内にトップ選手が不在でもハイレベルの練習が体験できることである.また,飛翔軌道等がわかるため対戦相手の効果的な対策を行え,当該スポーツ分野の発展に大きく貢献し,その波及効果は大きい.
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