研究課題/領域番号 |
18K10886
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分59020:スポーツ科学関連
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研究機関 | 名古屋大学 |
研究代表者 |
水野 貴正 名古屋大学, 総合保健体育科学センター, 准教授 (70723708)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2020年度: 260千円 (直接経費: 200千円、間接経費: 60千円)
2019年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2018年度: 3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
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キーワード | ストレッチング / 柔軟性 / 電気刺激 / スティフネス / 筋電気刺激 / 研究倫理 / 伸展性 |
研究成果の概要 |
本研究では、静的ストレッチング中の筋電気刺激が筋腱および神経系に及ぼす影響を明らかにすることを目的とした。静的ストレッチング中の筋電気刺激が関節可動域や筋腱の伸展性に及ぼす影響について検討したところ、静的ストレッチングのみを行った群、および静的ストレッチング中に筋電気刺激を行った群の両方で関節可動域は増加し、筋腱の伸展性も増加したが、変化の程度に両軍間で差は無い事が明らかとなった。同様に、発揮筋力や神経系への影響についても両群間で差は無い事が明らかとなった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究の結果、静的ストレッチングのみを行った場合と比較して、静的ストレッチング中に筋電気刺激を同時に行うことの付加的な影響は見られなかった。先行研究では、静的ストレッチングのみよりも静的ストレッチング中に随意的な筋収縮を組み合わせて行った方がより大きな変化が得られたことが報告されている。したがって、静的ストレッチングを不随意的な電気刺激と組み合わせるのではなく、随意的な筋収縮と組み合わせて行うことが重要であり、それによって、より大きな柔軟性改善効果等が得られることが示唆された。
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