研究課題
基盤研究(C)
本研究は、損傷したアスリートがリハビリ期間に運動せずに骨量を維持するための方法として、搬送波を用いた経皮通電刺激に着目し、より有効な通電条件について動物実験により検討した。鍼通電刺激は優れた骨量維持効果を示すが、経皮通電刺激でも身体の部位による皮下組織の厚さの違いに関わらず、鍼通電刺激と同等の効果が認められた。また、その効果は、毎日でなくても週に3日間の通電で得られることも示唆された。このように搬送波を用いた経皮通電刺激は、鍼通電刺激のように特殊な資格が不要であり、皮下組織の厚い部位でも有効で、さらに毎日行わなくても鍼通電刺激と同様な効果が得られることが理解された。
筋の疲労や痛みに対する経皮通電刺激の効果は、これまでにも多くの研究がなされてきたが、骨量維持に関する効果については本研究がはじめて明らかにした。また、本研究はその効果的な方法論についても検討し、有効な方法を提言している。この経皮通電刺激は運動ができないリハビリ期のアスリートが、その後の競技復帰に向けて骨量を維持することにも役立つ。このようなところに本研究の学術的および社会的な意義があると思われる。
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すべて 雑誌論文 (12件) (うち査読あり 10件、 オープンアクセス 2件) 学会発表 (35件) (うち国際学会 1件、 招待講演 4件)
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