研究課題/領域番号 |
18K10903
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分59020:スポーツ科学関連
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研究機関 | 早稲田大学 |
研究代表者 |
作野 誠一 早稲田大学, スポーツ科学学術院, 教授 (60336964)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2020年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2019年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2018年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
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キーワード | 運動部活動 / 外部指導者 / 外部指導員 / 制度普及 |
研究成果の概要 |
まず部活動と総合型クラブの関係構築に関わる方法と課題について複数クラブを対象とした調査を行い、具体的な問題点を明らかにした。次いで管理的立場にある教員への調査から、現状では部活動について相談・検討ができるほどの関係構築はなされていないことを指摘した。さらに、外部指導者の活動基盤となる学校-教育委員会-地域スポーツ組織間における連携の形成過程に着目し、先行研究では連携組織の結成が前提とされているものの結成しない場合もあること、検討開始から連携後のサービス提供までを時系列で整理すると、モデル事業の場合、時間的な制約のためパートナーの決定やサービス提供までの時間が比較的短いことなどを明らかにした。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究の学術的意義としては、まず昨今話題となっている部活動の地域移行について、実証データをもとづく分析を通じて問題点を明らかにしたことがあげられる。また社会的意義としては、学校と地域スポーツクラブとの関係構築は容易ではないこと、そして学校管理者、境界担当者である部活動顧問や地域クラブ代表者などの意向や考え方がそれらの成否を左右する可能性があることなど、人的条件の重要性をあらためて明らかにした点が指摘される。
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