研究課題/領域番号 |
18K10908
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分59020:スポーツ科学関連
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研究機関 | 青山学院大学 (2019-2020) 皇學館大学 (2018) |
研究代表者 |
小木曽 一之 青山学院大学, 教育人間科学部, 教授 (20249808)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2020年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2019年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2018年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | 電気刺激 / トレーニング / ジャンプ / 筋力 / アキレス腱硬度 / 運動感覚 / ジャンプトレーニング / ジャンプ能力 / 運動効率 / 跳躍能力 / ランニング効率 |
研究成果の概要 |
本研究では,電気刺激をふくらはぎの筋に与えながら連続ジャンプを行うトレーニングが,筋力や腱組織の弾性機能を向上させ,跳躍能力や運動効率を向上させるかどうかについて検討した。その結果、このトレーニングは、筋力だけでなくアキレス腱硬度も増加させ、ジャンプ中の「弾む感覚」をトレーニング実施者に与えながら跳躍高や持久的運動のエネルギー効率を効率よく向上させた。これらのことから、電気刺激を下腿三頭筋に与えながらの連続ジャンプトレーニングは、跳躍能力や運動効率の向上に効果的であると考えられる。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
反発力のあるシューズがマラソンなどの記録を大幅に向上させているように、弾性の利用は様々な身体運動のパフォーマンスを大幅に向上させる可能性を持つ。しかし、身体の弾性を向上させ、利用することは、技術的な困難さも伴い簡単なことではない。本研究で行ったふくらはぎの筋に電気刺激を付加しながらの連続ジャンプトレーニングは、特別な技術や長いトレーニング期間、多くのトレーニング量も必要とせず、筋力とともにアキレス腱の弾性機能を短期間のうちに向上させ、弾む感覚とともにその跳躍高や運動効率を向上させたことから、そのような課題を解決する1つの有効な方法となりうる。
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