研究課題/領域番号 |
18K10915
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分59020:スポーツ科学関連
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研究機関 | 九州共立大学 |
研究代表者 |
長谷川 伸 九州共立大学, スポーツ学部, 教授 (70350444)
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研究分担者 |
船津 京太郎 九州共立大学, スポーツ学部, 教授 (10259658)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
2020年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2019年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2018年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 筋硬度 / 投球動作 / 回復時間 / 超音波 / 投球 / 投球数 / ピッチング / 超音波法 / 関節可動域 / 投球速度 / 肩関節内旋筋 / 野球 |
研究成果の概要 |
野球投手が投球動作を反復することにより、投球後、投手の身体では筋が硬くなる部位があることが経験的に知られているが、筋硬度が増加しやすい身体部位や筋、筋硬度の回復に要する時間は明らかではない。本研究の目的は、投球動作の反復により①筋硬度が上昇しやすい筋を明らかにすること、②筋硬度の上昇が続く時間を明らかにすることである。野球投手には試合を想定した投球動作の反復(105球)を行わせ、投球前、投球後、24時間後、48時間後における筋硬度を測定した。その結果、投球後24時間、48時間後に棘上筋において筋硬度の増加が認められた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究では、野球投手において筋硬度の上昇が示されやすい筋を明らかにするとともに、その回復時間を明示することができた。本研究で使用したBモード超音波装置を使用した筋硬度の測定法は、筋硬度という観点から筋の回復時間を推定することができることから、球数制限や投球間隔の設定を行うにあたり、個々の投手に応じた回復時間や投球数の設定に利用できる可能性があることを示唆している。
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