研究課題/領域番号 |
18K10919
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分59020:スポーツ科学関連
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研究機関 | 独立行政法人日本スポーツ振興センター国立スポーツ科学センター |
研究代表者 |
中村 真理子 独立行政法人日本スポーツ振興センター国立スポーツ科学センター, スポーツ科学・研究部, 先任研究員 (30343677)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2024-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2023年度)
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配分額 *注記 |
2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2020年度: 260千円 (直接経費: 200千円、間接経費: 60千円)
2019年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2018年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | 身体冷却 / 月経周期 / 暑熱 / 女性 / 女性アスリート / 暑熱対策 / 女性ホルモン / 暑熱環境 |
研究成果の概要 |
暑熱環境下における運動パフォーマンスの低下は、過度な深部体温の上昇が制限因子となることから、それらを抑制するための身体冷却戦略は重要である。しかしながら、月経周期の時期によっては安静時深部体温が上昇する女性の身体冷却の効果については不明な点が多い。本研究では、正常月経周期を有する女性を対象として、月経周期の各期における暑熱環境下のアイススラリー摂取によるプレクーリングが持久性運動時の温熱生理学的指標や主観的指標に及ぼす影響について検討した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
暑熱環境下における運動時の冷却効果を検討することは、暑熱環境下で安全にかつ高いパフォーマンス発揮を行うため対策を講じるために重要な知見となる。また女性の月経周期に伴う身体冷却効果を検討することは、暑熱環境下における女性固有のコンディショニング方法の提案に繋がると期待できる。さらに、運動中の身体冷却は、アスリートだけでなく学校現場における部活動や体育の授業中の熱中症対策方法の提案にもつながり、本研究で得られた知見はスポーツ場面における熱中症予防の一助となり得る。
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