研究課題/領域番号 |
18K10922
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分59030:体育および身体教育学関連
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研究機関 | 東京海洋大学 |
研究代表者 |
千足 耕一 東京海洋大学, 学術研究院, 教授 (70289817)
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研究分担者 |
中原 尚知 東京海洋大学, 学術研究院, 教授 (90399098)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2020年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2019年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2018年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 海洋文化 / 文化復興運動 / 地域社会 / 帆掛けサバニ / 伝統文化 / 技術伝承 / 海洋文化復興 / サバニ / 復興運動 / 地域経済 |
研究成果の概要 |
帆掛けサバニに関する史的資料を収集するとともに、帆かけサバニ復興運動に関わる組織、サバニ研究者や船大工、サバニ愛好者などの重要な人物を対象として聞き取り調査を実施し、得られた資料や逐語データからサバニ復興運動の契機や原動力について明らかにした。帆掛けサバニへの取り組みが地域社会に与えた影響を抽出するために、サバニレース参加者を対象とした調査を実施し、サバニ帆漕レースの開催と継続を契機とした帆掛けサバニへの取り組み事例から、取り組む者や地域への影響について考察した。また、サバニ帆漕レースをシリアス・レジャーと位置づけ、レース参加経験者を対象とした質問紙調査を実施し、参加者自身への影響を検証した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
帆掛けサバニに関する史的資料の収集と、帆かけサバニ復興運動に関わる組織、サバニ研究者や船大工、サバニ愛好者などの重要な人物を対象とした聞き取り調査から、海洋文化復興運動の原動力や契機を明らかにすることができた。 サバニ帆漕レースの開催と継続を契機とした帆掛けサバニへの取り組み事例から、伝統的な海洋文化財としての帆掛けサバニを、地域の自然や歴史を背景とした地域づくりに有用な資源として位置づけることが可能であり、取り組む人々やコミュニティに様々な影響を及ぼしていることを示すことができた。また、サバニ帆漕レースをシリアス・レジャーと位置づけ、レース参加者の特徴を分析することができた。
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