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問題基盤型学習を基にした熱中症予防教育の充実を目指した教育プログラムに関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 18K10929
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分59030:体育および身体教育学関連
研究機関山口大学

研究代表者

青木 健  山口大学, 教育学部, 准教授 (60332938)

研究分担者 西尾 幸一郎  山口大学, 教育学部, 准教授 (70426534)
研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2021-03-31
研究課題ステータス 完了 (2020年度)
配分額 *注記
2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2020年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2019年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2018年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
キーワード保健科教育 / 熱中症予防 / 暑熱環境 / 熱中症 / アクティブラーニング / 学校安全
研究成果の概要

中学生を対象に熱中症予防につながる授業を異なるタイプの授業案(実習型、話し合い型、企画立案型)により実施した。事前調査よりすでに小学生の時期から熱中症に関する症状を経験したことがある割合が多くなってきている一方で、熱中症予防に関する事柄を学習する機会は提供されているものの、その具体的な発生の要因や影響因子について理解が深める機会はいまだに乏しいことが示唆された。今回、どの授業案を用いた場合でも、受講した生徒がそれらの内容について理解を深め、自分自身の健康状態を把握し、曝露される環境要因の把握や評価ができるようになったことで、自己判断と回避の行動選択に繋げられることが期待される結果となった。

研究成果の学術的意義や社会的意義

地球温暖化により年々暑さが増す中で、若年層においても夏季における熱中症のリスクが高まってきている。一方で、熱中症予防に関する情報は、メディア等を通して発信されているが、児童・生徒年代がそれらを目にすることは少ない。そこで本研究では学校教育における保健と家庭科の授業を活用し、主体的な学びを促す熱中症予防教育の授業プラン作成し実施した。その結果、単なる知識の習得による授業とは異なり、いろいろな活動を通じて科学的理論を介した理解を得ることで、予防への主体的な行動選択ができるような変容がみられた。この取り組みは今後の生活の中で、自身で環境を分析し、自分を守ることに繋がる一歩になったと考えられる。

報告書

(4件)
  • 2020 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2019 実施状況報告書
  • 2018 実施状況報告書

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公開日: 2018-04-23   更新日: 2022-01-27  

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