研究課題/領域番号 |
18K10943
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分59030:体育および身体教育学関連
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研究機関 | 朝日大学 |
研究代表者 |
加藤 尊 朝日大学, 保健医療学部, 教授 (00329913)
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研究分担者 |
山下 剛範 鈴鹿医療科学大学, 保健衛生学部, 准教授 (10410937)
寺島 徹 鈴鹿医療科学大学, 薬学部, 助教 (10449499)
今泉 佳宣 朝日大学, 保健医療学部, 教授 (00288391)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2024-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2023年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2020年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2019年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2018年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | 閉経後中高齢女性 / 高強度レジスタンストレーニング / 腰椎 / 大腿骨近位端部 / 橈骨遠位端部 / Gボール / 大腿中位部筋横断面積 / BMD BMC / 2重エネルギーX線吸収法 / 骨塩量 / 骨密度 / スイミングスクール / 局所的なメカニカルストレス / 筋横断面積 / DXA測定 / MR画像分析 / 閉経後中高年女性 / 水中運動 / 体力測定 / ハイインパクト / レジスタンストレーニング / バランスボール / 床反力 |
研究成果の概要 |
閉経後中高年女性の大腿骨近位端部、橈骨遠位端部の骨塩量、骨密度定量をDXA法に定量した。大腿骨頚部、大腿近位部全体の骨塩量、大腿中位部筋横断面積の変化率は、それぞれ-2.5%, -1.6%, -3.0%であった。橈骨遠位端部は1/3、1/6、1/10を測定し、同様にそれぞれが、-0.3%, -1.1%, -0.1%と、大腿骨近位端部&大腿中位部筋横断面積と比べ低値であった。Gボールを用いたスクワット運動の床反力分析結果は、体重の0.49倍が足低部に、また、ボール側には3.0倍の床反力が加わっていたことを示しており、効果的であったという先行研究の床反力値の閾値(2.5-8.0)の中であった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
今回の研究期間にコロナ渦に見舞われ、実験、測定の継続が実験期間中に完了しないという、今まで経験したことない状況に直面した。その中でも、中高齢者への腰椎骨強度増強の試みとしてGボールを用いたスクワット運動の床反力を、2枚のフォースプレイトを用いてそれぞれ測定できた。この運動ではターゲットは腰椎に置いていたため、ボール側のGRFが体重の3倍程度確認できたことは成果であった。また、腰椎、大腿骨近位端部の骨塩量は同様に骨折頻発箇所である橈骨遠位端部と比べ低値(-2.5~-1.6% vs -0.3%,-1.1%,-0.1%)であることも明らかとなり、積極的な腰椎を含めた下肢の強化の必要性が明かされた。
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