研究課題/領域番号 |
18K10949
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分59030:体育および身体教育学関連
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研究機関 | 畿央大学 |
研究代表者 |
冷水 誠 畿央大学, 健康科学部, 教授 (40388905)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2020年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2019年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2018年度: 3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
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キーワード | 運動学習 / グループ練習 / 自己効力感 / 身体接触 / コミュニケーション / 心拍一致係数 / 会話 / グループ / 対人関係 |
研究成果の概要 |
本研究は複数名グループによる対人関係から得られる運動学習効および行動変容をを明らかにし,,その効果を対人コミュニケーション要因として身体接触の有無,会話や表情,アイコンタクトの違いから検証した.その結果,最も効果的な学習かつ課題実施時の協力関係を得られるのが3名グループである可能性が示唆された.また,その協力関係を得るための良好な対人関係を構築するためには身体接触を行うことによる効果は認められたものの,その他のコミュニケーション要因については重要な要因としては明らかにされず,課題の特性や男女による違いがみられ,特に女性では課題実施中の心拍数の変動が一致する方が良好である可能性が示唆された.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究では,新たな学習課題に取り組む際にグループにて取り組むことによる効果およびそのグループ人数を明らかにでき,そのためのコミュニケーション要素について男女の違いを含めて影響を与える要因について抽出し検証することができた.今後,さらなるコミュニケーション要因を検証することで,単なる運動学習手段としてだけでなく,教育分野におけるグループ学習等の有効な実施法など教育心理学および社会心理学領域に渡って有益な知見となりえる.
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