研究課題/領域番号 |
18K10957
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分59030:体育および身体教育学関連
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研究機関 | 静岡産業大学 |
研究代表者 |
高橋 和子 静岡産業大学, スポーツ科学部, 教授 (10114000)
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研究分担者 |
山本 光 横浜国立大学, 教育学部, 教授 (00293168)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2020年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2019年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2018年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | 健康持続 / からだ気づき / レジリエンスプログラム開発 / コロナ禍 / 遠隔授業 / ダンス上演 / 自主的対話的 / サーバントリーダーシップ / 健康調査 / ダンス部員 / レジリエンス / 健康維持 / プログラム開発 / マインドフルネス |
研究成果の概要 |
本研究の目的は、他者との関係を大切にし生涯健康で活動的な生活を持続的に実現する為の「からだ気づき」のレジリエンスプログラム開発である。研究方法は①身体論研究、②プログラム開発、③指導者行動分析、④受講者の行動変容の視点である。その結果「からだ気づき」の身体論は心と体を一体として捉え、拙著『からだ』掲載の教材はレジリエンスプログラムとして有効であり、指導者はサーバントリーダーシップに基づき、受講者の気づきを促し、主体的・対話的に関わる場を保障することにより、レジリエンス、自尊心、コミュニケーションスキルが向上した。参加者はhpの情報を日常生活に活かす為のツールとして活用したことがわかった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
2018年の本研究開始時において、すでに「心身の分離、他者との関わり・自己効力感・レジリエンス低下」が叫ばれていたが、2020年からのコロナ禍やウクライナ侵攻、生成AIの開発は、自己自身のからだの存在事態を悪化させる可能性がある。本研究の成果は、レジリエンスプログラムの体験により、心身を一体として、からだの触れ合いや身体表現を通し、主体的に対話的に他者とかかわることを保障するため、このような時代において学術的にも社会的にも重要な意義をもたらすと考えられる。
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