研究課題/領域番号 |
18K10958
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分59030:体育および身体教育学関連
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研究機関 | 東海学園大学 |
研究代表者 |
筒井 清次郎 東海学園大学, スポーツ健康科学部, 教授 (00175465)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2020年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2019年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2018年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
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キーワード | リスク感受性 / ペース配分 / リスク選択 / リスク回避 / 陸上競技 / リスク回避群 / リスク選択群 / 長距離走ペース配分 / 得意種目 / 400m走 / ダーツ投げ課題 / 学習方略 / 両手協応動作 |
研究成果の概要 |
中学校中長距離選手に対して、ダーツ課題において、80%以上high risk high returnの的を選択した者をリスク選択群、20%以下の者をリスク回避群とした。1000m走において、0-100と200-300の区間において、リスク選択群の方が回避群よりも有意に速く、500-600の区間において、有意に遅かった。 中学校陸上競技部選手に対して、同様の手続きを行い、400m走において、100-200mの区間において、短距離選手の方が長距離選手よりも有意に速く、300-400の区間において、逆に、有意に遅かった。リスク感受性による差は見られなかった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
スポーツにおける学習方略において、従来考えられていた運動能力差や経験差ではなく、リスク感受性というパーソナリティー要因による影響が大きいことが明らかにされたことは、スポーツ指導者が、選手のパーソナリティという個性に着目して指導する必要性を改めて示したものである。子ども達の運動指導やスポーツ選手指導に関わる者に、従来の画一的指導では不十分であることを示し、新たな指導の観点を提供するものである。学習者にとっても、個性に応じた指導の必要が示されたため、個性が尊重される指導を受けられる機会が増加することを期待する。
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