研究課題/領域番号 |
18K10966
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分59030:体育および身体教育学関連
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研究機関 | 日本赤十字北海道看護大学 |
研究代表者 |
伊藤 善也 日本赤十字北海道看護大学, 看護学部, 教授 (70241437)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2024-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2023年度)
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配分額 *注記 |
1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2020年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2019年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2018年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
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キーワード | 成長曲線 / 学校教育 / 学童 / 教育機関 / 健康教育 / 学校保健 / 保護者 / 養護教諭 / 成長曲線描画ファイル / 質問紙調査 / Microsoft Excel / スクリーニング / 体格評価 / スプレッドシート |
研究成果の概要 |
2018年度の研究開始にあたり、小中学校の養護教諭と保護者を対象に成長曲線の理解度とニーズ調査を行った。成長曲線については養護教諭や保護者の理解は低かった。このような課題を踏まえて、2019年度後半からは教育機関でも利用できるような成長曲線描画ツール(Microsoft Excelファイル)の開発に注力し、1ファイルで最大50人分のデータを管理できるシステムを制作した。さらにデータ入力範囲を拡大し、複数人のデータを同時に描画する機能と線のプロパティを修正できる機能も追加した。これらのファイルを教育機関で試用する計画であったが、2020年度以降のCOVID-19流行により実施できなかった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
成長曲線は小児の健康を見守るための有用なツールであることは明らかである。しかし、学童期以降、疾患の罹患率が低下し、医療機関での受診回数も減少するため、成長の評価や病的状態の抽出が難しくなる。 この問題に対処するため、毎年実施される学校健診での成長評価方法を確立する必要がある。学校健診では養護教諭、学校医、保護者が主要な役割を果たしている。これらの三者が学校健診で得られる身体計測の結果を一つのグラフに描けるようにすることが、成長評価の第一歩であろう。したがって、これら三者のリテラシーを向上させるツールの開発が期待されており、本研究はその助けとなることを目指した。
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