研究課題/領域番号 |
18K10968
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分59030:体育および身体教育学関連
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研究機関 | 東京国際大学 |
研究代表者 |
麓 正樹 東京国際大学, 医療健康学部, 教授 (40339180)
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研究分担者 |
碓井 外幸 東京国際大学, 人間社会学部, 教授 (60389822)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2024-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2023年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2020年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2019年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2018年度: 2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
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キーワード | 力の抜き / 3次元動作解析 / 筋電図 / 脳波 / 3次元動作分析 / 武道 / 踏み込み動作 |
研究成果の概要 |
素早く力強い移動動作には、力の抜き(筋活動の減少)が含まれている可能性が示唆されているが、報告は少ない。本研究では、剣道や空手道で行われる、前方への鋭い踏み込みとともに攻撃技を繰り出す踏み込み動作に着目し、電気生理学的手法と光学式モーションキャンプチャを用いた研究を行った。その結果、素早く力強い前方への踏み込み動作には、前脚の力の抜きによる、身体の垂直方向への落下運動の利用があり、この動作は事前に脳の運動準備に含まれる可能性が示唆された。本研究の成果は、スポーツ競技者の動作の改善だけでなく、子供たちの運動習熟、中高齢者の運動能力の減衰防止など、広範な領域の動作改善に貢献すると思われる。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究の成果は、スポーツ競技者などの動作の改善だけでなく、子供たちの運動習熟、中高齢者の運動能力の減衰防止、労働作業や日常生活動作などにおける疲労を誘発しにくい効率的な動作の提案など、広範な領域の動作改善に貢献する可能性がある。
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