研究課題/領域番号 |
18K10986
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分59040:栄養学および健康科学関連
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研究機関 | 筑波大学 |
研究代表者 |
柴田 愛 筑波大学, 体育系, 准教授 (30454119)
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研究分担者 |
石井 香織 早稲田大学, スポーツ科学学術院, 准教授 (10548697)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2020年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2019年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2018年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 座位行動 / 就業者 / 記述疫学 / 関連要因 / 職域 / デスクワーカー / マルチレベル介入 / 労働指標 |
研究成果の概要 |
本研究における質問紙調査・加速度計測定から、就労者全体の半数以上とも推定されるデスクワーカーの約8割が就業日において一日中「座りっぱなし」であり、職場全体での座位行動是正プログラムは、大多数のデスクワーカーに好影響を与え得ることが確認できた。また、プログラム内のメッセージやアドバイスには、類型化された対象者層の家庭的・社会的特性に合わせることにより介入の効果を広げられるかもしれない可能性が示唆された。また、昇降デスクを導入した企業の就労者に対する半構造化インタビュー調査から、介入プログラムの核となる環境的アプローチとしての昇降デスク利用に関して、その有用性ならびに課題も明らかとなった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
我が国の就労者は世界的にみても座位時間・労働時間ともに長いにもかかわらず、介入プログラムの開発はおろか、デスクワーカーの座位行動の実態さえも十分に分かっていない。そのことから本研究成果は、欧米とは異なった社会規範や雇用慣行、職場環境を持つ我が国における就労者の座位行動是正アプローチを構築するための重要なエビデンスの一つとなった。
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