研究課題/領域番号 |
18K11021
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分59040:栄養学および健康科学関連
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研究機関 | 香川大学 (2020-2021) 岡山大学 (2018-2019) |
研究代表者 |
芳我 ちより 香川大学, 医学部, 教授 (30432157)
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研究分担者 |
相田 敏明 岡山大学, ヘルスシステム統合科学研究科, 講師 (60290722)
珠玖 隆行 岡山大学, 環境生命科学研究科, 准教授 (70625053)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2020年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2019年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2018年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | ディープラーニング / ライフコースアプローチ / 生活習慣病予防 / 体格推移 / アディポシティリバウンド / 小児保健 / 体格予測 / 小児期 / 成長曲線 / 生活主観病予防 / 機械学習 / k-meas法 / Body Mass Index |
研究成果の概要 |
生活習慣病は世界の健康課題であるが,効果的改善策は確立されていない。ライフコースアプローチによる取り組み方略のエビデンスを構築するべく,本研究課題に取り組んだ。課題は3つの目標に分割され,目標1:ビッグデータ収集のためのシステムの構築,目標2:小児期の体格推移のパターン分類の精度向上とアディポシティリバウンド(AR)による青年期以降の体格予測能力の検討,目標3.胎生期からはじまるアプローチに向けた国内外のガイドラインの検討であった。成果として,日本人の小児期の体格は男児4,女児3に分類でき,ARの時期は3歳から7歳,6歳未満のARは青年前期の肥満の発生リスクを有意に上げる可能性を示した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
ディープラーニング(機械学習)を用いて小児期の子どもの体格推移を分類し,これまでの分類の精度を向上させたこと。その結果,男女ともにパターンは3から4程度であることがおおよそ妥当であると判断できた。また,日本人小児のアディポシティリバウンドの時期を特定し,早期・後期を6歳前後で見た結果,14歳時点の肥満発症と有意にかかわることが明らかになり,幼児期からの生活習慣病予防の必要性を示唆することができた。
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