研究課題/領域番号 |
18K11042
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分59040:栄養学および健康科学関連
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研究機関 | 筑波大学 |
研究代表者 |
磯辺 智範 筑波大学, 医学医療系, 教授 (70383643)
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研究分担者 |
正田 純一 筑波大学, 医学医療系, 教授 (90241827)
蕨 栄治 筑波大学, 医学医療系, 講師 (70396612)
岡本 嘉一 筑波大学, 医学医療系, 講師 (90420083)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2020年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2019年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2018年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 非アルコール性脂肪性肝疾患 / 水素 / 加速度訓練 / 全身振動 / 運動 / 運動耐容能 / 疲労度 / ハイブリッド治療 |
研究成果の概要 |
加速度訓練と水素摂取によるハイブリッド治療が、NAFLD(nonalcoholic fatty liver disease;非アルコール性脂肪性肝疾患)の代謝改善と進展予防に効果的であることを明らかにし、“無理のない長続きする治療法”としての運動治療の実践プログラムを確立することを目的とした。検討項目は(1)水素水が運動耐容能に与える影響の評価、(2)全身振動刺激による新しい加速度訓練プログラムの考案である。結果、4週間以上の水素水の飲水は、体脂肪率を減少させると共に、運動耐容能を大きく向上させた。また、考案した新しい加速度訓練プログラムの実践は、参加者の疲労度や自覚症状を大きく改善させた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
代表者らが本研究から見出した結果は、運動を避ける傾向があるNAFLD患者でも快適に実践でき、運動習慣化に繋がる新たなNAFLD運動療法の構築に大きく貢献すると考える。また、心理面・身体面のQOL(quality of life)を維持・向上させることが期待できる。全国の病院、保健所や健康施設等で「楽しく実践でき、安全かつ効果が認められ、無理なく長続きする治療法」としての新しい加速度訓練プログラムと、運動耐容能の向上に繋がる水素水の摂取が活用されることを期待する。
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