研究課題/領域番号 |
18K11055
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分59040:栄養学および健康科学関連
|
研究機関 | 神奈川県立保健福祉大学 (2020-2021) 慶應義塾大学 (2018-2019) |
研究代表者 |
齋藤 義信 神奈川県立保健福祉大学, ヘルスイノベーション研究科, 特任研究員 (40750261)
|
研究分担者 |
小熊 祐子 慶應義塾大学, スポーツ医学研究センター(日吉), 准教授 (00255449)
今村 晴彦 東邦大学, 医学部, 助教 (40567393)
|
研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2022-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
|
配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2020年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2019年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2018年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
|
キーワード | グループ運動 / コミュニティオーガニゼーション / ソーシャルキャピタル / ソーシャルサポート / エンパワーメント / 普及・実装科学 / フレイル / ロコモティブシンドローム / コミュニティづくり / ソーシャル・キャピタル / ソーシャル・サポート |
研究成果の概要 |
本研究は、藤沢市老人クラブ連合会の協力を得て、グループ運動の身体的・精神的・社会的健康効果の検証とその普及・継続のための仕組みづくりについて検討した。初めに介入研究により、市内で普及するオリジナル運動プログラムの効果を検証した。次に会員への質問紙調査でフレイルや転倒、運動器機能・認知機能・抑うつとグループ運動・ソーシャルキャピタルとの関連を明らかにした。さらに、全クラブを対象としたワークショップはコロナ感染拡大の影響で断念したものの、コロナ禍における住民主体のグループ運動継続のために重要と考えられる要素が抽出できた。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
グループ運動は、成人・高齢者において身体活動継続、心理的要因、社会関係を改善して身体的・精神的疾患リスクを下げるという概念モデルが提案されており、介護予防効果が期待できる。さらに個人で行う身体活動よりも、集団レベルでの効果は大きいと考えられる。しかしながら、グループ運動の普及・継続の仕組みづくりは課題となっている。本研究では、藤沢市老人クラブ連合会の協力を得てグループ運動の健康効果に関する知見を蓄積し、コロナ禍における住民主体のグループ運動継続に必要な要素の抽出ができた。これらの結果は今後の藤沢市および他地域の取り組みに活用できる可能性がある。
|