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化学療法による味覚障害発症の機序解明及び有効食品のスクリーニングシステムの開発

研究課題

研究課題/領域番号 18K11075
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分59040:栄養学および健康科学関連
研究機関徳島大学

研究代表者

堤 理恵  徳島大学, 大学院医歯薬学研究部(医学域), 講師 (80510172)

研究分担者 堤 保夫  広島大学, 医系科学研究科(医), 教授 (90523499)
研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2021-03-31
研究課題ステータス 完了 (2020年度)
配分額 *注記
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2020年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2019年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2018年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
キーワード味覚 / T1R3 / メダカ / 味覚障害 / 食品 / スクリーニング / 小型魚類 / 胃切除 / 抗がん剤 / 化学療法 / 食品成分
研究成果の概要

我々はこれまでに舌の味覚受容体T1R3遺伝子発現は味覚を反映し化学療法で減少することを報告している。これに対してグルタミン酸付加が効率的であることを見出した。さらにグルタミン酸以外の栄養食品を見つけるために、スクリーニングシステムの構築を目指した。口唇から鰓耙にかけて味蕾細胞を有するメダカを用い、T1R3をノックインしたメダカをCrisper/Cas9システムにより作成した。これによってT1R3発現を可視化し、遺伝子発現の変動が蛍光強度で評価できるようになった。薬剤または食品成分を溶解した水の中でT1R3TGメダカを飼育することで、T1R3遺伝子発現を変動させる成分を複数見出すことができた。

研究成果の学術的意義や社会的意義

味覚障害は化学療法や感染症、低栄養など様々な要因で発症するが、QOLを低下させ、低栄養を助長する深刻な問題である。しかしながらこれまで、その機序に対する根本的治療アプローチはなく、有効な治療方法が確立されていなかった。本研究成果は、味覚障害の改善に有効な食品成分を見出す第一歩となり、治療食や支持療法の確立に寄与するものである。

報告書

(4件)
  • 2020 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2019 実施状況報告書
  • 2018 実施状況報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて 2019

すべて 学会発表 (2件) (うち招待講演 2件)

  • [学会発表] 臨床におけるうま味の活用2019

    • 著者名/発表者名
      堤理恵
    • 学会等名
      日本病態栄養学会
    • 関連する報告書
      2018 実施状況報告書
    • 招待講演
  • [学会発表] がん患者の「おいしい」を支える栄養介入のアウトカム2019

    • 著者名/発表者名
      堤理恵
    • 学会等名
      日本静脈経腸栄養学会
    • 関連する報告書
      2018 実施状況報告書
    • 招待講演

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公開日: 2018-04-23   更新日: 2022-12-28  

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