研究課題/領域番号 |
18K11080
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分59040:栄養学および健康科学関連
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研究機関 | 岡山県立大学 |
研究代表者 |
川上 祐生 岡山県立大学, 保健福祉学部, 准教授 (30453202)
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研究分担者 |
高橋 吉孝 岡山県立大学, 保健福祉学部, 教授 (10236333)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2020年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2019年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2018年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | リポキシゲナーゼ / 加熱処理 / 食品 / 酵素活性 / アラキドン酸 |
研究成果の概要 |
食品を加熱処理することにより起こる成分変化が、様々な疾患の発症や病態形成に関わるアラキドン酸代謝酵素に対してどのような影響を及ぼすかについて検討した。調べた食品の中で、加熱したマイタケは未加熱のものと比べて、アレルギー疾患の増悪に関わる5-リポキシゲナーゼのはたらきを強く阻害した。この加熱したマイタケに含まれる有効成分の解明に向けて検討した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
アラキドン酸代謝酵素とその代謝生成物は、種々の慢性疾患の病態形成や増悪化に関わることが知られる。これらの経路を標的とする薬物や食品成分は、幅広い疾患の治療と予防に役立つ可能性がある。調理加工後の食品の作用として、アラキドン酸代謝酵素の働きに対する影響を検討した研究はない。薬物ではなく、食品によりアラキドン酸代謝酵素の制御を達成することは、副作用という点だけでなく、一次予防の視点から考えても理想的である。調理加工後の食品についての科学的な検討は、その成果を実際の生活に応用しやすいものと考えられる。
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