研究課題/領域番号 |
18K11118
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分59040:栄養学および健康科学関連
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研究機関 | 九州大学 (2020-2021, 2023) 中村学園大学 (2018-2019) |
研究代表者 |
森山 耕成 九州大学, 生体防御医学研究所, 共同研究員 (10265275)
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研究分担者 |
荻本 逸郎 中村学園大学, 栄養科学部, 特任教員(教授) (30177159)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2024-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2023年度)
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配分額 *注記 |
3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
2020年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2019年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | 亜鉛 / アルブミン / 脂質 / ミネラル / 低亜鉛血症 / 鉄 / 銅 / セレン / CRP / ナトリウム |
研究成果の概要 |
亜鉛や銅は生命維持に必須の微量ミネラルである。申請者らが実施してきた傷病者の栄養調査では、低アルブミン血症者では「低亜鉛血症」を「真の亜鉛欠乏症」と判定し難い場合があることや、亜鉛濃度がアルブミン、血清脂質、銅、カルシウムの濃度に影響されることが示唆された。一方、他施設でのin vitro実験により、これらはアルブミン内の結合部位において相互に拮抗することなどが明らかにされつつある。本研究では、傷病者の血液検査情報を網羅的に解析することにより、血漿中の微量ミネラルのネットワーク、およびミネラルと脂質のクロストークの解明を試みた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
血漿中の微量ミネラルの複雑な相互関係を数式化して理解することにより、栄養障害の早期診断と適切治療につながる。得られた知見を公表することにより、食品やいわゆる健康食品が、誤用を避けながら健康維持に活用されることに寄与する。本研究でのアプローチはAI深層学習による栄養診断支援に活用できる。
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