研究課題/領域番号 |
18K11142
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分59040:栄養学および健康科学関連
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研究機関 | 国立研究開発法人国立長寿医療研究センター (2020) 愛知医科大学 (2018-2019) |
研究代表者 |
前田 圭介 国立研究開発法人国立長寿医療研究センター, 病院, 医長 (50775179)
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研究分担者 |
森 直治 愛知医科大学, 医学部, 教授 (70625540)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2020年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2019年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2018年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 摂食嚥下障害 / サルコペニア / 低栄養 / フレイル / リハビリテーション / 急性期病院 |
研究成果の概要 |
筋肉が加齢や様々な理由で衰えることによって生じる食べる機能の障害(サルコペニアの摂食嚥下障害)について、有病率や危険因子、治療に結びつく可能性がある方法を見出す研究を行った。英語論文14本と、多くの研究成果を公に発表することができた。低栄養、低筋機能、低筋肉量など栄養に関連する問題がこの疾病の要因だった。また、栄養介入がこの疾病からの回復に貢献できる可能性を示すことができた。すべての研究成果は、高齢者の食べる問題解決するために有益な発見であると考えられた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
サルコペニアの摂食嚥下障害は2011年以来、本邦を中心に発せられた新しい摂食嚥下障害の病因である。高齢者や要介護者の多くにこの新しい摂食嚥下障害がみられることがわかり、従来のリハビリテーションだけでは十分な回復に導けない可能性を見出した。高齢者の摂食嚥下障害への介入方法にパラダイムシフトが起こる可能性がある。食べることは生きること及び幸福感の源である。この新しいモデルの摂食嚥下障害予防や治療法を確立することにつながり非常に価値がある研究となった。
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