研究課題/領域番号 |
18K11143
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分59040:栄養学および健康科学関連
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研究機関 | 京都産業大学 |
研究代表者 |
濱野 強 京都産業大学, 現代社会学部, 教授 (80410257)
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研究分担者 |
安部 孝文 島根大学, 学術研究院医学・看護学系, 助教 (30794953)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2020年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2019年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2018年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 高血圧症 / ソーシャル・キャピタル |
研究成果の概要 |
本研究の目的は、地域における高血圧症の新たな予防活動に資するエビデンスの構築を目指して、ソーシャル・キャピタルと高血圧症の発症との関係を定量的な解析に基づき明らかにすることである。その結果、追跡期間中に約25%の対象者が高血圧症の定義に該当した。また、発症群と非発症群においては、構造的側面に基づくソーシャル・キャピタルについて有意傾向であるが統計学的に有意な差を認めた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
高血圧症は、高齢化の進展に伴いわが国における解決すべき重要な健康課題のひとつとして位置づけられている。したがって、高血圧症の予防活動に資する研究成果は、一定の社会的な意義を有しており、加えて本研究課題では、近年、健康の規定要因としての学術的な関心の高まり、および実践活動の柱として注目されているソーシャル・キャピタルに着目した研究を実施することで学術的な意義を有していると考えられる。本研究では、高血圧症とソーシャル・キャピタルの間に弱いながら関係性が見られたものの、今後のさらなるエビデンスの構築においては大規模サンプルに基づく検討が望まれる。
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