研究課題/領域番号 |
18K11169
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分60010:情報学基礎論関連
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研究機関 | 成蹊大学 (2021-2022) 横浜市立大学 (2018-2020) |
研究代表者 |
清見 礼 成蹊大学, 理工学部, 教授 (30447685)
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研究分担者 |
大舘 陽太 名古屋大学, 情報学研究科, 准教授 (80610196)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2021年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2020年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2019年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2018年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | 固定パラメータ困難問題 / グラフアルゴリズム / 木幅 / 固定パラメータ容易アルゴリズム / 頂点インテグリティ / 固定パラメータ容易性 / パス幅 / モジュラ幅 |
研究成果の概要 |
グラフ上の問題で解くことが難しい問題に対して、グラフが木に近い構造をしていれば速に解けるということがよくある。しかしグラフが木に近くてもなお解くことが難しい問題というものも知られている。そのような場合に、どのようなことを考えれば高速なアルゴリズムを作ることができるかをなるべく一般的な形で解明するというのが本研究の主眼である。 研究期間を通じて、今まであまり注目されてこなかったパラメータに関するアルゴリズムを開発してきた。これにより、グラフにどのような性質があると困難な問題であっても高速なアルゴリズムを開発できるかを、今までより一般的な形で示すことができた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
木幅が小さいグラフにおいて解くことが難しい問題について、より制限を厳しくし、頂点被覆というパラメータが小さい場合に高速に動作するアルゴリズムを考えることがある。しかし頂点被覆が小さいグラフというのはまれである。そこで木幅と頂点被覆の間にあるパラメータに関するアルゴリズムを考えることで、頂点被覆が小さいグラフよりもより一般的なグラフについて対処することが可能になった。また問題の難しさの本質がどこにあるのかの理解がより進んだ。
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