研究課題/領域番号 |
18K11213
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分60040:計算機システム関連
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研究機関 | 三重大学 (2019-2020) 京都大学 (2018) |
研究代表者 |
高木 一義 三重大学, 工学研究科, 教授 (70273844)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2020年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2019年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2018年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
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キーワード | 論理回路 / 超伝導単一磁束量子デバイス / 設計自動化 / テストパタン生成 / タイミング故障 / LSI設計技術 / 超伝導単一磁束量子回路 / 信頼性 / 集積回路のテスト |
研究成果の概要 |
単一磁束量子論理回路は、パルス論理に基づいて高速に動作する論理回路である。信頼性の高い回路の設計のため、回路が正しく動作するためのタイミング制約を満たす、自動配置および自動配置の手法を開発した。 実際のチップの各論理ゲートにおけるパルスの到着が、設計で想定されたサイクルに対し遅れる、または早まる事象を、タイミング故障としてモデル化した。タイミング故障を検出するためのテストパタン列の生成アルゴリズムを提案した。 本課題を通して得られた単一磁束量子回路の動作タイミングに関する知見を応用し、論理シミュレーションおよび自動配線の手法を開発した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
超伝導デバイス技術が進歩し、大規模単一磁束量子回路の試作が進められている。単一磁束量子回路による、半導体CMOS論理回路より高速で低消費電力の論理回路の実現可能性が示されている。大規模回路の実現と高性能化のためには、デバイス技術とともに設計自動化技術が不可欠である。本研究のテスト手法および回路の高信頼化技術は、これまでに開発した設計支援技術と合わせて、超伝導デバイスのディジタル応用に貢献すると考えられる。
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