研究課題
基盤研究(C)
現実世界の業務や活動は,異なる複数の業務や活動が密接に関係している場合が多い.よって,単一業務だけに着目していては業務改善の促進に限界がある.そこで,異なる業務間の相乗効果に着目し,それぞれの業務を改善するためのシステム要求を獲得するための手法とツールの開発を行った.まず,それぞれの業務とその支援システムを多様なモデリング言語でモデリングを行う.次に,モデル要素の共通化や流用を行いそれぞれの業務改善案を構築する.共通化や流用をする機能や特性の発見にはモデル間の類似要素とモデル毎の構造的な特徴を利用する.開発した手法とツールを用いて現実に成功している業務間の相乗効果を説明することができた.
従来,業務やその支援システムの要求獲得や仕様化の研究では,その業務のみに着目している場合が多かった.システムをシステムの群体を見る研究もあるが,全く異なる業務間の連携まで視野を広げる研究が見られなかった.現実世界では,多数の業務群が相互に連携し,ある作業者が複数の業務に関与していることが当たり前である.この当たり前の点を前提とした要求獲得や仕様化の研究は学術的にも新規であるだけでなく,現実社会で行われている業務の改善やシステム化に大きく貢献するものと期待される.加えて,単なる方法論の提供だけでなく,それを半自動的に実施するツールの開発を行ったため,研究結果の利用促進を期待することができる.
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すべて 雑誌論文 (18件) (うち国際共著 2件、 査読あり 18件、 オープンアクセス 7件)
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