研究課題/領域番号 |
18K11253
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分60060:情報ネットワーク関連
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研究機関 | 筑波大学 |
研究代表者 |
木村 成伴 筑波大学, システム情報系, 准教授 (20272180)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2022年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2021年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2020年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2019年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2018年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
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キーワード | 省電力化 / 通信速度切替方式 / 組織内ネットワーク / SDN / 消費電力削減 |
研究成果の概要 |
本研究では,大学などの組織が,所属する拠点間を接続し,かつ外部ネットワークと接続するために所有する,SDN (Software Defined Network)スイッチで構築されたネットワークの消費電力削減方式を開発した.通信実験により,キャンパスネットワークを仮定したトラフィックパターンに当てはめた24時間分の合計消費電力が,消費電力削減対策を適用しない場合と比較して12.39%削減されることなどを示した.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
ネットワーク機器の省電力化とネットワーク性能の向上はトレードオフの関係にあり,通信機器の消費電力を削減すると,通信速度の低下や遅延の増加といったネットワーク性能の低下を招くことになる.本研究で開発した方式によって,組織内ネットワークの消費電力を削減するものであり,マルチパスを利用して,消費電力を過剰に増やすことなく,最大通信速度を段階的に増減する手段を提供することから,その学術的意義や社会的意義は大きい.
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