研究課題/領域番号 |
18K11266
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分60060:情報ネットワーク関連
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研究機関 | 広島大学 |
研究代表者 |
近堂 徹 広島大学, 情報メディア教育研究センター, 准教授 (90437575)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2020年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2019年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2018年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | エッジコンピューティング / ストリーミング / 属性ベース暗号 / タイルドディスプレイ / HLS / リアルタイム制御 |
研究成果の概要 |
複数の携帯デバイスを物理的かつ論理的に連携させたモバイルタイルドディスプレイの開発を行った。リアルタイムストリーム制御や携帯デバイス連携制御(属性ベース暗号によるデバイスグループ制御,ネットワーク品質に基づく画面配置制御,再生同期)にエッジコンピューティングを適用する。本システムの開発と実験的評価を通して,通信遅延や帯域変動等の外的要因に対する提案手法の効果や利用者に対する利便性・操作性への影響について明らかにした。主観的な効果が見られ,提案手法の有効性を示すことができた
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究成果は,今後一層加速することが予想されるエッジコンピューティングにおける技術的課題を,適用アプリケーションを見据えた形で具体的に洗い出し,それを解決するシステム開発を行ったことに特徴がある。リアルタイムストリームデータは遅延変動や帯域変動の影響を受けやすいデータのひとつであり,エッジコンピューティング技術が効果的に機能すると考えられる。高精細映像を用いたリアルタイムストリームデータによるモバイルタイルドディスプレイはこれまで実現されておらず,本技術開発を通して得られる客観的かつ定量的な成果は,エッジコンピューティングの適用分野として現実的なものとなることが期待される。
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