研究課題/領域番号 |
18K11267
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分60060:情報ネットワーク関連
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研究機関 | 長崎大学 |
研究代表者 |
荒井 研一 長崎大学, 情報データ科学部, 准教授 (60645290)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2020年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2019年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2018年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | バリアフリーストリートビュー / 車椅子利用者向けシステム / センサ情報の取得 / モザイク処理 / パノラマ写真(動画) / YOLO / IoT / パノラマ写真・動画 / 静止画・動画版システム / WIDER FACE / 動画版システム / 車椅子 / パノラマ動画 / センサ情報 / スマートフォン / 全天球カメラ / バリアフリー / ストリートビュー |
研究成果の概要 |
本研究では、一般的な車椅子に装着した各種センサからの情報をバリアフリー情報として収集し、オンデマンドでバリアフリーストリートビューを構成して車椅子利用者にフィードバックするシステムを開発した。本システムの実現により、車椅子利用者はストリートビューを用いて安全な経路が確認できるため、車椅子利用者の行動範囲を拡大することができる。さらに、共有されたバリアフリー情報は車椅子利用者によって収集された情報である。よって、実際に車椅子で通行可能であることの証明にもなるため、車椅子利用者の外出における安心感を提供することができる。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究では、車椅子利用者が自身でバリアフリー情報を収集し、その情報をフィードバックできるシステムを開発したことにより、現状のバリアフリーマップの問題点であった「車椅子利用者にとっての障害(段差、坂道、階段など)がどこに存在するかを把握するためには、多大な時間や人件費が必要」といった問題や「車椅子利用者は健常者の協力なくして必要な情報を得ることができない」といった問題を解決できるため、本研究の成果は、バリアフリー社会実現における問題において、有効な解決手段を提供するものとなる。
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