研究課題/領域番号 |
18K11289
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分60070:情報セキュリティ関連
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研究機関 | 茨城大学 |
研究代表者 |
大瀧 保広 茨城大学, 情報戦略機構, 教授 (30261738)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2022年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2021年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2020年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2019年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2018年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | 検索可能暗号 / 実装技術 / 応用情報システム / 暗号化インデックス / 実装 / 暗号化データベース |
研究成果の概要 |
検索可能暗号技術はデータを暗号化して記録し、それらを復号することなく特定のキーワードを含むデータを特定する技術である。検索のためにキーワードとそれを含むデータとの対応関係を暗号化インデックスとして構成する。暗号化インデックスの実装方法として、主記憶上で配列や各種ハッシュを用いた方法、二次記憶を用いる方法としてファイルやDBなどを用いた方法がある。テスト用のデータセットを作成した上で、これら各種方式について速度や耐故障性などの観点から評価を行った。実システムを構築する際にはDBを利用することが必須であり、インデックス操作における問題点は要素技術の問題に帰着できることがわかった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
現在多くの情報システムがクラウド上に展開されており、多くの場合データベースを利用している。社会的意義として、これらの情報システムの一部に検索可能暗号を適用した部分が自然に追加実装することが可能であるといえる。また学術的には、検索可能暗号方式の提案が数学的モデルでの提案のみであったとしても、実際には実装不能であるといった問題が生じる恐れは低いことがわかった。
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