研究課題/領域番号 |
18K11305
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分60070:情報セキュリティ関連
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研究機関 | 明治大学 |
研究代表者 |
齋藤 孝道 明治大学, 理工学部, 専任教授 (90307702)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2020年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2019年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2018年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | 情報セキュリティ / ネット不正検知 / ブラウザフィンガープリント / アトリビューション / ブラウザ追跡 / Web追跡 / サイバーアトリビューション / Webトラッキング / プライバシー / モバイルトラッキング / ブラウザトラッキング / セキュリティ / モバイル / 識別 / プライバシ |
研究成果の概要 |
ブラウザフィンガープリント技術(以下、FP技術)とは、ブラウザがWebサーバへアクセスする際に利用できる情報を使ってブラウザをサーバ側で識別する技術である。FP技術は、応用として、ネット不正検知に用いることができるので、社会的にも期待される技術である。 本研究では、大規模な実験 (総アクセス数2千万以上のアクセス、60万種類の端末)で、precision、recall、accuracy、F1のいずれもで、0.99以上の結果を得ている。さらに、教師付きラベルの取得が困難な状況を想定し、クラスタリングを活用した独創的な手法で実験を展開した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
大規模な実験 (総アクセス数2千万以上のアクセス、60万種 類の端末)で、precision、recall、accuracy、F1のいずれもで、0.99以上の結果を得ている。また、FP技術は、応用としてネット不正検知に用いることができる。たとえば、オンラインバンクなどにおいて、正規の口座へのアクセス情報を不正に入手して、不正行為を働く際、その行為者の特定などに用いることができる。本研究では、ネット銀行との試みとして、実データを用いた実証実験も行った。
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