研究課題/領域番号 |
18K11334
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分60100:計算科学関連
|
研究機関 | 一橋大学 |
研究代表者 |
台坂 博 一橋大学, 大学院経営管理研究科, 教授 (80399295)
|
研究分担者 |
大槻 圭史 神戸大学, 理学研究科, 教授 (00250910)
岩澤 全規 松江工業高等専門学校, 情報工学科, 講師 (10650038)
牧野 淳一郎 神戸大学, 理学研究科, 教授 (50229340)
似鳥 啓吾 国立研究開発法人理化学研究所, 計算科学研究センター, 技師 (80600824)
|
研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2022-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
|
配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2020年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2019年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
2018年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
|
キーワード | 惑星リング / シミュレーション / ヘテロ型アクセラレータ |
研究成果の概要 |
リングを構成している粒子数と同じ大粒子数を用いたシミュレートを実現するためのリング粒子系で効率よく重力計算できる手法の確立と検証を行った。計算機環境の変化により、目標としていた粒子数を用いた大規模計算は実施できなかったが、将来、大規模計算を行うための手法を確立することができた。また、土星リングの未解明の問題についても取り組み、土星リングのサイズ分布の解明や土星リングスポーク構造の解明、などのの成果を得て、査読雑誌に掲載することができた。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
惑星リングの研究は主に探査機による探査に依存しているが、計算機で実際のリングを構成している粒子数と同じ大粒子数を用いたシミュレートを実現できれば、リング内で発見されている構造形成を直接、シミュレートすることが可能となり粒子形成の理解を進めること、また、未知の構造の示唆をえることも可能である。 リング系の大粒子数のシミュレーションを実現するための手法は他の中心重力場系でも有効な方法であり、また、ミドルウェアへの実装により本研究の成果が多くの研究者が享受できる。
|