研究課題/領域番号 |
18K11352
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分61010:知覚情報処理関連
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研究機関 | 静岡大学 |
研究代表者 |
岡部 誠 静岡大学, 工学部, 准教授 (40557211)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2020年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2019年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2018年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | Computed tomography / 機械学習 / モデリング / レンダリング / CT / テクスチャ合成 / 画像処理 / 画像再構成 / 深層学習 / Computed Tomography(CT) / 3次元形状モデリング / テクスチャ解析&合成 / スケッチベースインタフェース |
研究成果の概要 |
疎な多視点画像(例えば、単一視点や直交2視点の画像)から3次元ボリュームをモデリングするための手法を提案する。入力画像が疎だと、既存手法でモデリングしたボリュームは不自然にぼやけて見える。一方、提案手法は入力画像の見た目情報を転送しつつモデリングすることで、あらゆる方向から見た時のボリュームの見た目を保存する。見た目情報としては入力画像から学習したテクスチャ特徴量を用いる。提案手法を用いることで、疎な多視点画像からでも自然な見た目の3次元ボリュームが得られることを示す。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
CTによるボリュームのモデリングには、相当数(通常、数百枚程度)のソノグラム画像(X線写真など)が必要となる。ソノグラム画像の枚数を大幅に減らしても高画質なボリュームをモデリングできる技術を開発することで、1)医療でCTを用いる際、撮影時間を短縮し被写体に与える負担を軽減できる、2)自然現象(煙/炎/液体などの流体、樹木などの植物)のモデリングにCTを用いる際、必要なカメラの台数が減らせる、3)ソノグラム画像が少数なら各画像をユーザが直接編集でき、形状デザインのためのインタラクティブなソフトウェアが開発できる、という3つのメリットがある。
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