研究課題/領域番号 |
18K11355
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分61010:知覚情報処理関連
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研究機関 | 岡山理科大学 (2022) 大阪大学 (2018-2021) |
研究代表者 |
木戸 善之 岡山理科大学, 情報理工学部, 教授 (70506310)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
2020年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2019年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | タイルドディスプレイ / 可視化装置 / パイプライン処理 / SBC / 低性能計算機 / 可視化 / シングルボードコンピュータ / 大規模可視化装置 |
研究成果の概要 |
本研究課題では低性能計算機をもちいたタイルドディスプレイミドルウェアの開発に取り組んだ.ゼロ・コンフィグレーションといういわばプラグアンドプレイとしてのミドルウェアまで至っていない実装は,フレーム画像の扱いについての問題点を解決し,タイルドディスプレイミドルウェア実現に向けての一助となった.今後の課題としては,安定性や性能面,あるいはディスプレイノードのスケーラビリティについて挙げられる.しかしこれらは,OS仮想化技術による各機能のマイクロサービス化で性能面での解決はおり,安定性,スケーラビリティについても性能面から引き起こされる問題が含まれているため,ある程度の解決は見込まれている.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
様々な研究分野における重要なアウトプットとして可視化コンテンツが上げられる.可視化コンテンツは,人が理解をする上で,難しい研究課題の成果,あるいは問題点を明確にすることができる.こうした可視化コンテンツは,計算機性能の向上あるいはビッグデータなどに代表されるようなデータ量の爆発的増加において,解像度の高度化が進んでいる.タイルドディスプレイは高解像度な可視化コンテンツを,単一のディスプレイでは実現できない大きさで表示することが可能である.しかしタイルドディスプレイの導入は高コストで知られており,本研究課題の特筆すべき点は,低価格低性能計算機を用いたタイルドディスプレイの実現である.
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