研究課題/領域番号 |
18K11364
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分61010:知覚情報処理関連
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研究機関 | 愛知工業大学 |
研究代表者 |
森本 正志 愛知工業大学, 情報科学部, 教授 (60632198)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2020年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2019年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2018年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 障害者福祉 / 手話 / 指文字 / ジェスチャ認識 / 学習支援 / ゲーミフィケーション / 学習 |
研究成果の概要 |
本研究は簡単・効率的に手話を自主学習するための技術開発に取り組んだ。 指文字を学習対象として、手本の指文字CGと学習者が模倣した手指の形状・動作計測で得られる3D CGを比較することで直観的な倣い学習を促すと同時に、その正誤判定および間違い箇所の指摘と理由説明を行う自主学習支援システムを開発した。 本システム実現のため、正誤判定・理由説明のための指文字構造化・認識・インデクシング手法を開発し、複数の計測センサを用いた性能評価実験によりその有効性を確認した。また、反復学習を促すゲーム性を学習支援機能としてシステムに導入し、被験者評価実験によりその有効性を確認した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究では指文字を手指の状態として記述する手法(構造化)およびカテゴリ判定ルールを用いた正誤判定手法(認識)を開発した。これにより、深層学習等では明示化しにくい正誤判定の理由説明を容易に可能とし、また自主学習支援システムに組み込むことで学習効率向上への寄与を検証した。 また、本研究は手話認識技術を導入した機器によるコミュニケーション支援ではなく、健聴者に対する手話学習機会提供のためのシステムを提供することで、聴覚障害者と健聴者間のより直接的で豊かなコミュニケーション支援の実現を可能とした。
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