研究課題/領域番号 |
18K11369
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分61010:知覚情報処理関連
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
齋藤 大輔 東京大学, 大学院工学系研究科(工学部), 准教授 (40615150)
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研究分担者 |
山岸 順一 国立情報学研究所, コンテンツ科学研究系, 教授 (70709352)
高木 信二 国立情報学研究所, コンテンツ科学研究系, 特任助教 (50735090)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2020年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2019年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | 調理行動支援 / 音響イベント検出 / 行動推定 / ニューラルネットワーク / 調理支援 / 対話ナビゲーション / 調理支援対話 / 中間特徴量 / 対話制御 / 調理行動認識 / 非負値行列因子分解 / 音声対話システム |
研究成果の概要 |
本研究では調理行動において発生する音の情報に着眼して、音響イベント検出技術の改良と応用に取り組みことで、調理動作を妨げな適切な情報提示としての調理支援システムの実現を検討した。特に実環境における調理音の取り扱いについて、収録から単一の調理行動推定、さらには調理全体を通した時系列の調理行動推定の実験を行うことで、調理音に対する音響イベント検出技術がこれらの支援に活かせる可能性を示した。またレシピのテキストデータについて、それを調理支援の対話シナリオに変換する新しい技術について、その初期となるフローグラフ変換と動詞情報のクラスタリングを行い、その有効性を示した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究は調理という人間の普段の生活に密接に関わるアクティビティーに対して、音声情報処理技術がどのように貢献できるかについて示したものであり、音声情報処理技術の学術的拡張という側面、および社会全体における人間の生活の充実という社会的貢献の意味でともに大きな意義を持つものであるといえる。今後は近年急速に発展するAIの基盤技術と本研究課題における知見をいかに融合していくかが課題であり、それを通じて更なる学術的意義の拡張、社会的貢献を実現しうるといえる。
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