研究課題/領域番号 |
18K11377
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分61010:知覚情報処理関連
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研究機関 | 大分大学 |
研究代表者 |
西島 恵介 大分大学, 理工学部, 助教 (30237698)
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研究分担者 |
古家 賢一 大分大学, 理工学部, 教授 (10643611)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2024-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2023年度)
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配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2020年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2019年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2018年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | シャント音 / マイクロホンアレイ / 狭窄位置 / 血管狭窄 / 音響特徴量 / 狭窄 / 位置推定 / 肉伝導 / 音源位置推定 / 雑音抑圧 |
研究成果の概要 |
本研究では,マイクロホンアレイにより複数位置の聴診音から狭窄位置を推定し,推定した位置の聴診音で正常・狭窄を正しく判定できることを目的とした。そのため,血管の狭窄位置を推定するための特徴量を定義した。また,複数位置で計測したシャント音を用いて狭窄位置を推定する手法を提案した。その結果,狭窄位置(とその近傍)を推定できることを示し,狭窄位置での識別の有用性を示した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
血液透析患者の多くは静脈と動脈を吻合させシャントを形成する。シャントは経時変化等により血管の狭窄を起こすという問題があり,日頃から管理する必要がある。本研究の進展により,患者自身が血管の状態を把握することが容易になれば,早期に狭窄への対応が可能となり,患者の身体的負担や金銭的負担,社会保障費を軽減することが可能となる。
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