研究課題/領域番号 |
18K11394
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分61020:ヒューマンインタフェースおよびインタラクション関連
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研究機関 | 名古屋工業大学 |
研究代表者 |
船瀬 新王 名古屋工業大学, 工学(系)研究科(研究院), 准教授 (60378239)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2020年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2019年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2018年度: 2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
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キーワード | 脳波 / 眼球運動 / 随意運動 / 不随意運動 / 視覚刺激 / 聴覚刺激 / GO/NoGO課題 / Go/NoGO課題 / 衝動性眼球運動 / 記憶誘導性眼球運動 / fMRI |
研究成果の概要 |
本研究成果は眼球運動に関連した脳波を明らかにするものである.特に,随意性眼球運動と不随意性眼球運動を運動の意志決定という観点から分類することができることを示唆している.運動の意志決定を必要とする眼球運動は随意性眼球運動であり,眼球運動直前の脳波変動に着目することにより分類可能であることを示した.この結果は眼球運動のみならず指の運動等の他の運動にも見ることができる結果であると考えており,運動の意志決定と脳波の関連性を明らかにする一端となる研究である.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本結果は,随意性眼球運動を不随意性眼球運動を脳波から分類することが可能であることを示している.この事は他の運動においても同様に随意運動と不随意運動を脳波から分類できることを意味しており,この点を明らかにしたことは学術的な意味があると考える.さらには本結果より,自動車の脇見運転を警告するシステムに応用が可能であると考える.これは単純に眼球運動の状態を計測するだけではそれが意図した眼球運動か意図しない眼球運動かを明らかにすることはできない.本結果を使用することにより脇見運転防止システムのさらなる向上を図ることができると考える.
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