研究課題/領域番号 |
18K11401
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分61020:ヒューマンインタフェースおよびインタラクション関連
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研究機関 | 名古屋市立大学 |
研究代表者 |
塙 大 名古屋市立大学, 大学院芸術工学研究科, 准教授 (50422506)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2020年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2019年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2018年度: 2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
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キーワード | 遠赤外線画像 / 鼻呼吸 / 非接触計測 / 流速 / 流量 / 呼吸 / 呼吸計測 |
研究成果の概要 |
本研究では,遠赤外線画像を用いてヒトの呼吸における流速および流量を非接触かつ定量的に計測する方法の実現に向けた検討を行った.はじめに,ヒトの鼻呼吸を対象に,呼吸中に変化する呼気・吸気の気温,流速,ならびに鼻腔の表面温度を比較を行った.次に,呼気・吸気の気温,および,鼻腔の表面温度を用いて,流速を推定する手法の考案を行った.その結果,鼻呼吸における流速の瞬時値を,遠赤外線画像を用いて非接触かつ定量的に推定できる可能性が示された.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
生体情報において重要な指標である呼吸の流速や流量は,これまでは,ユーザに計測機器を装着させる接触型の方法でのみ,定量的な計測が可能であった.そのため,日常生活への応用に向けては,身体的・精神的な負担,計測機器脱着の危険性,複数人の同時計測が困難などの課題があった.本研究では,遠赤外線画像を用いたアプローチにより,鼻呼吸中の呼気および吸気の流速を,非接触かつ定量的に推定できる可能性を示すことができた.
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