研究課題/領域番号 |
18K11402
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分61020:ヒューマンインタフェースおよびインタラクション関連
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研究機関 | 岡山県立大学 |
研究代表者 |
滝本 裕則 岡山県立大学, 情報工学部, 准教授 (10413874)
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研究分担者 |
満倉 靖恵 慶應義塾大学, 理工学部(矢上), 教授 (60314845)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2020年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2019年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2018年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | 画像処理 / 視覚的顕著性 / 一人称視点映像 / 深層学習 / 注視誘導 / 一人称視点 |
研究成果の概要 |
人と調和する情報環境の実現に寄与する新しいデバイスとして、インテリジェントグラスなどの小型カメラを備えたウェアラブル透過型ディスプレイが注目されている。我々は、ウェアラブルカメラにより撮影される一人称視点映像より、人の内部状態(意図・興味)を推定するための重要な手掛かりである視覚的注意を高精度に推定する技術の実現に取り組んだ。また、人の日常的な活動を支援する情報提示空間の実現を目指し、ウェアラブル透過型ディスプレイを対象とした注視誘導技術を実現するため、視覚的注意と視覚的な閾下情報提示に基づく注視誘導技術の確立についても検討を行った。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
ウェアラブル透過型ディスプレイを用いたより自然なインタラクションを実現するため、状況によって特定の領域に人の注視を自然に誘導する技術が望まれている。注視誘導の実現によって必要な情報へアクセスしやすくなることで、インタフェースのユーザビリティ向上が期待できるだけではなく、情報が記憶に残りやすくなるというメリットがある。したがって、ウェアラブルデバイスを用いたより効果的なインタフェースの実現に向けて、視覚的顕著性に基づく一人称視点映像から内部状態推定技術に加え、ウェアラブル透過型ディスプレイを対象とした視覚的顕著性に基づく注視誘導技術の実現が望まれている。
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