研究課題/領域番号 |
18K11403
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分61020:ヒューマンインタフェースおよびインタラクション関連
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研究機関 | 長崎県立大学 |
研究代表者 |
辺見 一男 長崎県立大学, 情報システム学部, 教授 (30238711)
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研究分担者 |
飛奈 卓郎 長崎県立大学, 看護栄養学部, 准教授 (60509678)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2020年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2019年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2018年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | リハビリテーション / ステップ運動 / 画像処理 / シリアスゲーム / ヒューマンインタフェース |
研究成果の概要 |
この研究は、楽しく安全に下肢のリハビリテーションを行うためのシリアスゲームの開発を目的とする。このシステムは、プロジェクターで床面にターゲットを投影し、ユーザーはそれを足で踏むことにより下肢のリハビリテーションを行うことができる。ターゲットを踏んだかどうかの判定はTVカメラを用い、非接触で安定して判定する方法を提案した。ここで提案した方法は95.3%の高い精度でターゲットを踏んだことを検出することができた。このシステムでは、ターゲットを踏むと得点が加算されるので、ゲーム感覚でリハビリテーションを行うことが可能である。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
床面にターゲットを表示し、利用者がターゲットを足で踏むことによって下肢のリハビリテーションを行うシステムの開発を行った。ターゲットを踏んだかどうかの判定はTVカメラの映像を処理することにより行った。判定には二次元相関係数を用い、高い精度で判定を行うことができた。この時の精度は95.3%であった。また、ターゲットの表示位置を調節することにより負荷を変える機能や危険を検出した場合は緊急停止する機能を実装することができた。病院でこのシステムの実地テストを行う予定であったが新型コロナウイルス感染症の影響で実施できなかったため、新型コロナウイルス感染症が終息した後に実地テストを実施する予定である。
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