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深層学習を用いたコミュニケーション時における身体動作とその時系列パターンの推定

研究課題

研究課題/領域番号 18K11412
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分61020:ヒューマンインタフェースおよびインタラクション関連
研究機関金沢工業大学

研究代表者

山本 知仁  金沢工業大学, 工学部, 教授 (60387347)

研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2021-03-31
研究課題ステータス 完了 (2020年度)
配分額 *注記
3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
2020年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2019年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2018年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
キーワードアクティブラーニング / スマートフォン / 加速度センサ / 身体動作 / 深層学習 / コミュニケーション / グループワーク
研究成果の概要

本研究課題では、スマートフォンに搭載されている加速度センサを利用し、グループワークを評価する手法の検討を行った。得られた結果として、加速度センサの値から計算される学習者の身体動作の量と学習成果、およびグループワーク中に行われたコミュニケーションの質の間に正の相関があること、また、身体動作のパターン、および発話の内容と学習成果の間に関係があり、具体的な説明が行われ、それに対しうなずきが行われるなど学習者が納得している場合において、よい学習成果が得られることが明らかになった。これらの結果から、スマートフォンを用いてグループワークをリアルタイムに評価できる可能性が示された。

研究成果の学術的意義や社会的意義

アクティブラーニング、その中でもグループワークは、その教育効果の高さから現在、小学校から大学まで幅広く導入されるようになっているが、その教育効果を高めるためには、教員が適切にファシリテーションを行う必要があり、教員によってはそれが困難であること、また対応可能な教員でも学習者の数が増えてくると適切にファシリテーションを行うことが難しいという問題があった。今回の研究成果を利用すれば、現在ほとんどの学生が有しているスマートフォンを用いて、グループワーク中の学生の様子をリアルタイムに評価できるようになり、学びの質を向上せることが可能となると共に、教員の負担を軽減することが可能になると考えられる。

報告書

(4件)
  • 2020 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2019 実施状況報告書
  • 2018 実施状況報告書
  • 研究成果

    (10件)

すべて 2021 2020 2019 2018

すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件、 オープンアクセス 1件) 学会発表 (9件) (うち国際学会 1件)

  • [雑誌論文] グループワーク中の身体動作と学習成果及び主観的なコミュニケーション評価の関係2021

    • 著者名/発表者名
      渡邉到, 山本知仁
    • 雑誌名

      ヒューマンインタフェース学会論文誌

      巻: 23 号: 2 ページ: 201-208

    • DOI

      10.11184/his.23.2_201

    • NAID

      130008043059

    • ISSN
      1344-7262, 2186-8271
    • 年月日
      2021-05-25
    • 関連する報告書
      2020 実績報告書
    • 査読あり / オープンアクセス
  • [学会発表] 深層学習を用いたファシリテーションシステムのプロトタイプの構築2021

    • 著者名/発表者名
      鈴木 崇太朗, 山本 知仁
    • 学会等名
      第182回研究会ヒューマンインタフェース学会
    • 関連する報告書
      2020 実績報告書
  • [学会発表] グループワーク中の身体動作と学習成果及び主観的な会話評価関係2020

    • 著者名/発表者名
      渡邉 到, 蓬澤 涼, 市川 達平, 山本 知仁
    • 学会等名
      第175回研究会ヒューマンインタフェース学会
    • 関連する報告書
      2020 実績報告書
  • [学会発表] フットサル中の身体動作の時間的変動と同調2020

    • 著者名/発表者名
      山本 知仁
    • 学会等名
      第21回システムインテグレーション部門講演会(SI2020)
    • 関連する報告書
      2020 実績報告書
  • [学会発表] アクティブラーニングにおけるロボットファシリテータの可能性2019

    • 著者名/発表者名
      井上康貴, 岩佐友輔, 山本 知仁
    • 学会等名
      第165回ヒューマンインタフェース学会研究会
    • 関連する報告書
      2019 実施状況報告書
  • [学会発表] Body Movements for Communication in Group Work Classified by Deep Learning2019

    • 著者名/発表者名
      Hiroaki Sakon, Tomohito Yamamoto
    • 学会等名
      Human Computer Interaction International 2019
    • 関連する報告書
      2019 実施状況報告書
    • 国際学会
  • [学会発表] スマートフォンのセンサを用いたフットサル中のプレー動作の解析2019

    • 著者名/発表者名
      山本知仁, 福島亮平, 石井裕, 塩瀬隆之
    • 学会等名
      第169回ヒューマンインタフェース学会研究会
    • 関連する報告書
      2019 実施状況報告書
  • [学会発表] アクティブラーニング型授業における学習効果とコミュニケーション動作の関係2018

    • 著者名/発表者名
      原田尚良、山本知仁、三宅美博
    • 学会等名
      第160回ヒューマンインタフェース学会研究会
    • 関連する報告書
      2018 実施状況報告書
  • [学会発表] 深層学習を用いたコミュニケーション時における身体動作の推定2018

    • 著者名/発表者名
      佐近宏昭、山本知仁
    • 学会等名
      第160回ヒューマンインタフェース学会研究会
    • 関連する報告書
      2018 実施状況報告書
  • [学会発表] 深層学習を用いたグループワークにおける身体動作の推定2018

    • 著者名/発表者名
      佐近宏昭、山本知仁
    • 学会等名
      平成30年度電気関係学会北陸支部連合大会
    • 関連する報告書
      2018 実施状況報告書

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公開日: 2018-04-23   更新日: 2022-01-27  

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