研究課題/領域番号 |
18K11437
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分61030:知能情報学関連
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研究機関 | 奈良先端科学技術大学院大学 |
研究代表者 |
田中 宏季 奈良先端科学技術大学院大学, 先端科学技術研究科, 助教 (10757834)
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研究分担者 |
中村 哲 奈良先端科学技術大学院大学, データ駆動型サイエンス創造センター, 教授 (30263429)
岩坂 英巳 奈良県立医科大学, 医学部, 研究員 (70244712)
根來 秀樹 奈良教育大学, 教職開発講座, 教授 (80336867)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2020年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2019年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2018年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 自閉スペクトラム症 / マルチモーダル / 社会的認知 / 仮想エージェント / ラポール / 心の理論 / コミュニケーション支援 / 対話システム / 感情コンピューティング / コミュニケーションスキル / 音声処理 / 画像処理 / 音声対話 / 自閉症スペクトラム / 生体信号処理 / 認知行動療法 |
研究成果の概要 |
仮想エージェントとの対話ロールプレイの中から、ユーザの聞き方、送信技能に関して、正の強化を促すフィードバックを提示する対話システムを構築した。SST訓練効果についての評価は従来の質問紙(Social Responsiveness Scale-2、自己効力感)および精神科医師による指標により実施した。本研究期間では、ユーザの聞き方、適切なフィードバックの提示方法および社会的自己効力感、仮想エージェントの見た目の受容性に関して基礎的なシステム構築と実験評価を行った。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究により次の目的を達成することを目指す。日常生活の中で、自閉スペクトラム症をはじめとした発達障害児が自分の状態や都合に合わせ、オンデマンドでコミュニケーションスキルを訓練できるシステムを構築する。また、精神科医師が行うSSTの補助となるシステムを構築する。 ソーシャルスキルトレーニングを活用したトレーニング手法が、医療職者等による訓練手法に比してどの程度代替可能か、ないしは新たな貢献が可能か、当該訓練とその効果に関する研究に新たな展開を見出すことが可能になる。
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