研究課題/領域番号 |
18K11491
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分61050:知能ロボティクス関連
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研究機関 | 会津大学 |
研究代表者 |
矢口 勇一 会津大学, コンピュータ理工学部, 准教授 (00609109)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2020年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2019年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2018年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 無人航空管制 / ブロックチェーン / 経路計画 / セキュリティ / 航路監視 / 分散システム / 自動航空管制 / Blockchain / 経路自動生成 / Detect and Avoid / LoRa変調 / 群制御 / 人工ポテンシャル場 / 航空管制 / 衝突回避 |
研究成果の概要 |
本研究では、一般的に中央集権型で作成される無人航空機の航空管制・予約システム(UTM)に対して、分散型のUTMの構築を目指して実施され、Blockchain技術を用いて運航予約を行うシステムを構築し、提案した。また、それに伴い、予約に漏れた航路を再計算し、動的に再予約するシステムを構築した。加えて、航空管制のための動態監視のための機構として、LoRaを用いた放送型のテレメトリ共有システムを提案し、それらが機能することを前提とした衝突回避アルゴリズムも構築した。結果として、予約に関しては、1000トランザクションを1秒で処理可能なシステムを構築することができた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
UTMは現在、世界的に検討され、標準化されようとしている分野である。既にアーキテクチャ等は決定され、現在仕様の要求やユースケース等の議論が進んでいる所である。また、UTMの導入される背景としては、各国で進めようとしている有人地帯上空の目視外飛行、または空飛ぶクルマのための管制システムであるが、情報量の多さや、既存の航空機と比べてはるかに多い量の機体を動的に管理する必要があるため、自動化が必要である。その中で、分散化させ、情報を一元的にグローバルに所持しないモデルは有用であり、研究が始まった段階である。その先駆けとして、学術的な意義がある。
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